中塚一宏の「いっこうで行こう！」

独立行政法人改革、追い込み

制度組織の見直しを閣議決定した独立行政法人改革の法案化作業も大詰め。でもまだまだ詰めなければならない課題もあります。

例えば独立行政法人の役員の給与。公務員の給与を超えることはないけれど、それで国民の納得が得られるかと言えば、やはり違う。国の実施部門であるはずの独立行政法人の役員給与が、本体の公務員より高いのはいかがなものか。

いずれにしても税金で運営されているわけで、納得感は大切。一般常識も。まだまだ詰めないと。

 

ＥＵ各国の失業率

週明け初日は定例の金融庁市場分析室から先週一週間のマーケット動向についてヒヤリング。

ユーロ問題は小康状態ではあるものの、日経平均も一万円を切っており、ジリジリと円高傾向。根が財政問題だけに簡単には片付きません。

ユーロ圏は、失業率が８ヶ月連続で上昇して、ユーロ導入以降で最高水準に。ところが国別で見ると、ドイツの失業率は5.7パーセント、フランスの失業率は10.0パーセント、ギリシャの失業率は21.0パーセント、スペインの失業率は23.6パーセント。

ＥＵでは統一通貨のみならず、域内では関税も撤廃。経済圏として一つになっているはずなのに、失業率は均等にはならず依然として国別で開きがある。

ここらあたりにユーロの抱える問題があるわけですが、経済を担うのは理論ではなく人であることを実感。

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Price×Quantity

今日も二カ所で国政報告会。本日の集中関心事項は行政改革。特に公務員制度改革。

経費は通常、Price×Quantityつまり単価と数量で決まります。この単価と数量をバラバラに管理しているのが日本の国家公務員制度。だから一元的に管理できるようにしようというのが、公務員制度改革の要諦。

公務員制度関連の省庁を一元化すれば、フレキシブルな対応がいろいろと可能になることを説明。ただ説明に時間がかかるのが難点か。でもキチンと説明すれば皆さんご納得いただけるし、是非とも実現して欲しいと言っていただける。国会でも頑張らねば。

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「ジェネリック」

吐き気と胃痛が止まらない。布団からはい出してお世話になっているラグビースクールの入校式へ。

かかりつけのお医者さんに行って、点滴を打ってもらってだいぶラクに。薬の処方箋を出してもらって、調剤薬局へ。

「ジェネリックにしますか？」と薬剤師さんに聞かれ、「ハイ」。ご存知の方も多いと思いますが、ジェネリックとは後発医薬品のこと。昨年の政策提言型仕分け、診療報酬改定の際にも言及がなされました。

普通の人は「ジェネリック」という言葉も実耳慣れないし、なれないとなかなかすんなりとは「ハイ」と言えない雰囲気がある。また医師会にもいろいろな意見があるように聞いてます。これは知恵を絞る必要があるような。

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花冷え

平成２４年度予算成立の翌日は、ややゆっくり感の漂う日程。

とは言え、中身は急を要するものばかり。イラン制裁に関連してわが国が取るべき態度については、あまり報道されていないけれど、エネルギーの安定供給の面からも、あらかじめあらゆる事態を想定して対策を打っておかねばなりません。

それにしても、制裁の本質は原油なのに、対象は金融になることが往々にしてあって、金融庁は慌ただしい。花冷えでウイルス性胃腸炎にやられて吐き気を堪えながら執務。

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平成２４年度予算成立

本日は本会議二回。

第一回目の本会議で参議院において予算案が否決されたことが報告され、両院協議会が設置、衆議院側の人選が行れました。二度目の本会議で協議が結果不調に終わったことが報告され、憲法の規定によって、衆議院の議決が国会の議決となる、すなわち予算の成立を議長が宣告、二度目の本会議も終了。ねじれ国家ですから当然ですが、何はともあれ予算が成立して一息つきます。

金融庁、内閣府とも予算非関連法案がまだ残ってます。いずれも重要法案、国会も後半戦です。

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ＡＩＪ問題で証人喚問決議

今朝、交通渋滞で遅れそうになったので、新横浜から新幹線に飛び乗りましたが、駅の階段を駆け上がる時に息が切れた。運動不足を痛感。内閣府と金融庁と国会議事堂・議員会館を往復する毎日。いかんなぁと思うものの、日程が詰まっているので、ほんのちょっとの距離でも車で移動することが当たり前になってしまっています。反省。

４月４日は私の４７回目の誕生日。父が死んだ年齢から４年越えました。運動不足だけれど健康でいられることに感謝。

衆議院財務金融委員会で、ＡＩＪ問題の関係者を来週証人喚問することに。ＡＩＪ問題は、金融行政面では規制、監督、検査のありようについて、また加えて年金基金側への再就職・天下り問題等の課題が山積。国会での審議も踏まえて対策を策定せねば。

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第４回行政改革実行本部

閣議前、朝８時３５分から行政改革実行本部第４回開催。

国家公務員の新規採用抑制、独立行政法人の職員宿舎の見直し、定期刊行物の購入見直し、エネルギー分野の規制・制度改革などを報告・決定。

自分が政務折衝を手がけたエネルギー分野の規制・制度改革については、感無量。再生可能エネルギーの普及促進を心から期待します。

さて国会公務員の新規採用抑制、本意ではありませんが現行制度では致し方ない。早く公務員庁を設立して公務員の給与と定員を一元管理し、柔軟性のある人事管理ができるようにしたいものです。公務員制度改革関連法案に理解を求めて参ります。

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新規採用者歓迎会

年度始め、金融庁で新規採用者の皆さんの歓迎会。

今年度採用の新人は、平成元年生まれ。自分も歳を感じます。

「難しい試験をクリアして皆さんは本日ここにいる。これからたいへんだと思うけど、やりたくてもやれない人がいる中で、自分のやりたいことができるのは幸せなこと。頑張って欲しい」「滅私奉公と言うけれど、お国のために働いて自分がすり減ってしまってはダメ。国もよくなり、大きな意味で皆さん個人個人も幸せになるよう考えて頑張って欲しい」とご挨拶。

公務員の世界も大きく変わる。ご活躍を心より祈念します。

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新年度スタート

前日までの荒天が打って変わっていい天気。新年度のスタートにふさわしい。

藤沢市のお花見の名所、大庭城址公園にて例年市民団体の皆さんが開催されている野点の茶会に今年もお招きいただいて出席。でも桜はまだまだ。一輪だけ咲いている花を見つける。きっとあっという間に満開になることでしょう。

週末、数カ所で国政報告会、自分の取り組んでいる仕事を解説。支持者の皆さんの前で、年度が改まって、さらに熱心に仕事に打ち込むことを誓う。

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