中塚一宏の「いっこうで行こう！」

独立行政法人改革

国会開会中は毎週火曜日と金曜日に定例閣議が開かれるため、その閣議の前後に会議を開催することが多くなる。早朝から金融庁に経済産業大臣と国家戦略担当大臣をお招きして中小企業対策に関する会議。

さて独立行政法人の制度・組織見直しも大詰め。事務・事業の見直しに続いて、今年の１月に閣議決定した制度と組織の見直しを今国会提出の通則法で行い、さらに来年の通常国会で個別法人ごとの組織改編を法案提出する予定です。

党の行政改革調査会、政府の独法改革分科会に進捗状況をご報告。数々貴重なご意見をいただきました。法案化作業は大部にわたりますが、世間の評価に耐えうるものにして国会に提出したいと思います。

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「副」の仕事

もちろん自分自身で片付けてしまう仕事もありますが、「副」というのは同じことを何度も聞く仕事。

私の担務の中でも、行政改革関係つまり岡田副総理の所管事項については、事前に事務方から方針を聞き、議論をしてから副総理の説明に同席。そこでさらに議論、決定へ。

一度聞いたことでも、一晩ねかしておくと、良い知恵が浮かぶこともあるし、深堀することもできる。もちろん単に同じことを単に二度聞くことになる場合もある。

最終決定までの前さばき、プレゼンテーションの方法など、行うべき課題は多い。とにかく仕事は効率よく。

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「都市再生機構のあり方に関する調査会」現地視察

「都市再生機構のあり方に関する調査会」の委員の先生方と都市再生機構の東京周辺の物件を視察。岡田副総理も委員の先生方と一緒にバスに乗って。

まずは品川区にある高額賃貸物件、アクアラインを渡って千葉県木更津のニュータウン予定地にできたアウトレットショッピングモール。次に一般的なＵＲの団地、さらに高齢化地区のモデル事業となりそうな地域。

都市再生機構については、政策的対応が必要な部分と、企業的な手法で収益が向上できる部分を明らかにする必要性があり、さらに多額の債務をどのように処理するのかという問題があります。

物件を見ながら、またバスの中で委員の方々と議論。夏までに成案を得るよう努力します。

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内閣府の事務見直し

公務員制度改革の担当大臣が岡田副総理から中川正春特命担当大臣に変更。あわせて独立行政法人改革の法案担当も。ご挨拶と現状報告に中央合同庁舎５号館にうかがう。

中川特命担当大臣は、先代の党行政改革調査会会長なので、今までの経緯はよくご存知。

政府の人間は、国会に呼ばれると出席の上、答弁しなければなりません。国会の会期は限られているので、大臣の出席のやりくりがつかず法案審議が遅れたりしたらたいへん。それもこれも、内閣府にいろいろな政策案件が集中しすぎているから。内閣府の機能について見直しが必要と思う。

 

慶應義塾大学ＳＦＣで講義

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで講義。毎年、武藤佳恭教授のお招きで講義をさせていただいてます。

月曜日の一時限目にもかかわらず、階段教室は満席、立ち見も。

お話ししたのは日本の財政についてですが、それは題材であって、主眼は自分自身でデータを集めて自分なりの問題意識を持って物事を考えて欲しいと言うこと。

かつて新進党・自由党の政策調査会にいた時には、官庁や国会図書館に資料を要求していました。自分の目で見るまで、どんな資料か分からなかった。今はインターネットもあり、各資料もデジタル化されており、必要と思えば自分で探すことができる。

高度情報化社会という割には、情報が一方に偏りがちなのが気になります。大方の人は、政治といってもテレビや新聞紙でしか知る機会が無いはず。二次情報です。自分で一次情報にアクセスして、物事判断をするようにして欲しい。

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行政の仕事のやり方見直し

行政改革は不断に行わねばなりません。そう言う意味で、多くの皆さんが、「増税前にやらねばならんことがある」とおっしゃることは理解できますが、増税しようがしまいが、行政改革は行わねばなりません。

さて、行政改革とはムダを省くことなのはもちろん、仕事のやり方を見直すということ。

国の予算にしても、作り方が同じなら、出来上がるものもそう変わりはありません。料理と同じ。だから作り方を見直すと言うことはとても重要。仕事のやり方を見直すという行政改革も同様です。

「何千億円削減」というもの大切ですが、仕事のやり方見直しこそ一歩踏み込んだ改革。今日の国政報告会ではいくつかの事例をもとに説明。明日は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで講義します。

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今日もミニ集会

今日も国政報告会。支持者の皆さんにご報告ができてうれしいのはもちろんのこと、初めてお越しいただける方がいると、こちらも本当に張り合いがある。どんなに厳しいご意見をいただいても。

原発再稼働には、消費税問題以上に厳しいご意見を頂くことが多い。まだまだ節電できる余地があると思っている方、電気代が上がっても原発は無い方が良いと言う方。

ブログには書けないことでも、ミニ集会なら言えることがある。自分自身、副大臣を辞めたら総て明らかにしようと思うし、回顧録には必ず書こうと思う。それまでは自分自身ができることをしっかりとやる。

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慌ただしい一日

このところ衆参の委員会が動きだし、答弁に追われる毎日。答弁に立つ課題としては、行政改革関係と金融関係。朝９時からの委員会の場合、答弁の打ち合わせは７時台、８時台にスタート。

というわけで、安全保障会議関係大臣は、北朝鮮のミサイル対応で７時登庁ですが、私もほぼそれと同じ時間に登庁。ミサイル発射が確認され、わが国領域への影響・被害がないとのことでひとまず安心。

参議院の決算委員会は、財務・金融の両大臣が安全保障会議出席のため退席しましたが、質疑は続行。また午後１時からは衆議院本会議が開かれ、ミサイル発射非難決議。さらに今日は衆議院財務金融委員会にてＡＩＪ問題で証人喚問も行われました。

国会関係を終えて内閣府副大臣室に戻り、何件か事務説明。今日は長い一日だった。

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行政改革実行法案

衆議院決算行政監視委員会で質疑。行政改革担当副大臣として、答弁のため出席。

与党でご用意をいただいている行政改革実行法案について、とりまとめに中心的な役割を担われた階猛衆議院議員よりの内容を披露しつつ質疑。

政府として今後取り組んでゆく課題を先取りしていただいている面もたくさんあります。例えば「行政構造改革会議」など。

短期間のうちに密度の濃い法案を製作いただいた党の仲間の尽力に心より感謝。政府の行政改革の取り組みを力強く後押しいただけるものと思います。

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郵政改革

衆議院の郵政改革特別委員会で、郵政民営化法の一部改正案が可決。

政府提案の郵政改革法案を取り下げ、民主党・自民党・公明党の三党共同提案の議員立法という形式になりましたが、とにもかくにも法案が可決したことは喜ばしい。議員提案の質疑なので、ほとんどは提案者たる各党の議員が答弁をしましたが、私も政府側として答弁。

思えば、鳩山内閣総辞職によって、あと一息のところで審議がストップ。あれから二年。感慨深いものがあります。これから衆議院本会議、さらに参議院での審議があります。あと一息。