週明け初日は定例の金融庁市場分析室から先週一週間のマーケット動向についてヒヤリング。
ユーロ問題は小康状態ではあるものの、日経平均も一万円を切っており、ジリジリと円高傾向。根が財政問題だけに簡単には片付きません。
ユーロ圏は、失業率が8ヶ月連続で上昇して、ユーロ導入以降で最高水準に。ところが国別で見ると、ドイツの失業率は5.7パーセント、フランスの失業率は10.0パーセント、ギリシャの失業率は21.0パーセント、スペインの失業率は23.6パーセント。
EUでは統一通貨のみならず、域内では関税も撤廃。経済圏として一つになっているはずなのに、失業率は均等にはならず依然として国別で開きがある。
ここらあたりにユーロの抱える問題があるわけですが、経済を担うのは理論ではなく人であることを実感。
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