昨年9月に内閣府副大臣を拝命、数々の担務の中で、金融は自分自身が当選前から取り組んで来た課題だし、行政改革もとても大切。しかしとりわけ福島第一原発については発災以来、これはたいへんなことになると思い、頼まれもしないのに自分なりに数々の提言をしてきた重要課題です。
今回福島第一原発を視察、4号機の建屋に入ってみて、3月発災当初からすれば「よくぞここまでできた」と感じました。関係者の尽力に心より敬意と感謝を表したいと思います。と同時に前途はまだまだ多難だな、とも感じました。
発災当初より、使用済み核燃料の問題を指摘してきましたが、使用済み燃料は4号機のみならず1、2、3号機建屋内にもある。取り出しは急務です。またメルトダウンしている溶融デブリをどのように取り除くかも課題山積。
福島第一原発中長期措置は30年。30年後、私の息子が42歳になった時、私は77歳。果たしてそれでよいのか。総ての可能性を排除すること無く、一刻も早く終わらせることができるよう、衆知を集めて「未来への責任」を果たしたい。
また行きます。
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