最終日金曜日は今後の東アジア男女共同参画担当大臣会合について議論。
日本が始めた2006年当時、東アジア地域における男女共同参画に関する閣僚級会合というのはありませんでした。東京、インド、韓国そして今回のカンボジアと四回の会合を重ねる間、国連やASEAN、APECの場においても男女共同参画の重要性が認識され、いろいろな会議が立ち上がっています。
そんな中で、初開催国の日本としての意見を申し上げる。この東アジア男女共同参画担当大臣会合がきっかけとなって、ASEANやAPECで男女共同参画の重要性が認識されることになったのはひじょうによろこばしい。他方、閣僚級会合でありながら専門性を持って意見交換や体験を学びあえる場としての本会合は必要で、ぜひ第5回を開催していただきたい、と発言。
ASEANで十分という意見やASEAN+3にあわせて開催するべきという意見や、中国が次回のホスト国となる可能性に言及する等、継続と統合と意見は五分五分、結論は出ませんでしたが、日本としては原則を主張できたし、会合の意義を再確認する上でも良かったと思う。この問題ではカンボジアの女性省大臣、パビ大臣に随分と気を遣っていただき、たいへん恐縮でした。
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