東アジア男女共同参画担当大臣会合二日目は、いくつかの政策課題に分けて議論。
まず始めに、「グリーン経済と女性」では、原子力災害発災後日本でもグリーン経済が注目を浴びていることを紹介。平成12年に導入されたグリーン購入法や、経済成長戦略においてグリーン経済をグリーンイノベーションに進化させて、日本のリーディングインダストリーとする取り組みについて説明。コーヒーブレイクでは各国代表から質問攻めにあいました。特に総合科学技術会議が最先端・次世代研究開発支援プログラムで女性研究者支援を全体の25パーセント行っていることについて、賞賛の声をいただく。
「経済危機回復と女性」は今回の閣僚会合の重要テーマでしたが、私がモデレーター(進行役)をつとめることに。各国ともリーマンブラザーズショックによって経済が落ち込み経済危機からの回復が課題ですが、ここでも各国の取り組みや経験が紹介されました。特に「女性を支援するのは女性」ということで、指導的地位に占める女性の割合を引き上げることは各テーマに共通する目標。
危機からの回復と、危機を契機とした経済構造の改革と。どちらにおいても女性の活躍なくして日本の経済活性化はもちろん、人口減少下においては現状維持すら危うい。東アジア各国はもちろん真剣ですが、日本ももっと切実にならねばなりません。
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