先週の週中、株主総会の終わった東京電力本店を訪問。新社長は被災地へ出かけていたのでお会いできませんでしたが、その他の新役員陣と懇談。
私から福島第一原発の冷温停止の次のステップ、すなわち原子炉から燃料を取り出すのに何年かかるのかという点と、賠償を行う場合の経営のあり方について質問。
今回の福島第一原発事故に対する東京電力の対応が、かならずしも満足できるものではないというのは衆目の一致するところ。しかし考えてみると、原発を推進してきたのは国。発電の燃料がなんであろうと、電気料金は総括原価方式で決めてきたのだから、燃料のコストに応じて電気料金に反映されるだけのこと。
その意味においても、今回の福島第一原発事故対応には、国がもっと前面に出なければ。そして補償にも。
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