本日、民主党の倫理委員会が開かれ、小沢一郎氏の党員資格停止に対する不服申し立てが審査されました。不服申し立てについては、3月1日に提出されていましたが、本日まで審査されずにいたものです。
倫理委員会の意見書によると、不服申し立て自体は却下。しかし付帯意見がありそれによると
「なお、本件不服申立後、東日本大震災が発生したことに鑑みて、次の通り付言します。すなわち、被審査人(小沢一郎氏)は党員資格停止中であるものの、民主党国会議員であることに相違はなく、よって被災地の復興に向けて岩手県選出の国会議員として働くことができるよう、執行部において然るべき配慮が望まれるところであります。」とあります。
これを受けて開かれた常任幹事会においては、付帯意見について「重く受け止め対応する」と決まったとのこと。陸山会裁判でも調書が証拠不採用となるなど、小沢氏無罪の可能性が高まる中、復権に向けての一歩だと思います。
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