運転を停止した浜岡原発。想定される東海地震の備えのためということですが、ならば運転停止だけではなくて、燃料棒を取り出さなければ意味はありません。
福島第一原発だって、運転自体は停止したけれど、全電源喪失してメルトダウンしているのです。だから停止しただけではなくて、安全確保が行われるまで、燃料棒を取り出さなねば本当の安全対策になりません。
さらに高速増殖炉「もんじゅ」。95年に冷却用金属ナトリウムが漏れて火災が発生。しばらく運転停止のままでしたが、昨年5月に運転再開。ところが昨年8月に、原子炉内に炉内中継装置が落下して、今日に至るまで、何度取り出そうとしても取り出せないでいるのだそうな。
ただでさえも取り扱いが難しい金属ナトリウムを冷却用に使っている「もんじゅ」。こちらもなんとかしなければ。
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