在東京某国大使館の外交官と懇談。話題は危機管理に関する文化論に。
「日本人は辛い現実、厳しい未来を聞くことを望まないようだ。悲観的な情報に接すると、そこまで悪いのか、と感じる。多くの国では、正しい情報開示によって国民は安心を得る」とその外交官。
私は「これほどの高度情報化社会になっており、日本人の意識も変わってきている。後から悲観的な情報が開示されることの方が問題で、無用の混乱を生むことになる。その意味において情報公開は必要。そして正しい情報を公開して、明確な目標を出せば、それに向かって突き進むのも日本人の特徴だ」。
明治維新後の発展や、戦後の奇跡的復興。情報公開と国家目標の提示が必要です。
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