2010年もあとわずか。初めての政権与党としての予算編成に臨んだ12月は本当に忙しかった。しかしその成果は、と言われるとなかなか辛い。国の総予算約200兆円を総組み替えという公約は道半ばにも至っていないと思う。しかも編成した予算が来年の通常国会で成立するという保証もない。
年の瀬、今年一年を振り返り、そして冷静に現下の情勢に思いを馳せる時、政治の原点に戻らねばならないなとつくづく思う。
決まったことに従うのは組織の人間として当たり前。私も民主党所属衆議院議員です。そして決まったことに従うこと以上に大切なのは、物事を決めるまでにしっかりと声を挙げてゆくこと。
政党も政治家もいい政治をするためにある。いい政治とは国家・国民のための政治。民主党のために政治があるわけではない。これこそ政治の原点。迷ったときは原点に立ち返り、物事を判断してゆきたいと思います。
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