今の政権は、「経済財政一体」と言う意味においては、財政に偏りすぎていると思う。そして財務省という役所も、名前が大蔵省から財務省に変わってから、財政偏重になっているような気がしてなりません。
確かに増加し続ける借金は、国民生活に悪影響を及ぼすことになる。しかし財政再建目標を単年度ごとに設定するというのは、かえって自縄自縛におちいり、景気は回復しないし財政も健全化しないという結果になる可能性が高いのではないか、そう思うのです。
経済成長・景気回復を前提としない財政健全化路線はとるべきではない。夢がないな、と思うのです。
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