税制改正PTと同時に私が役員をつとめるのが「税と社会保障の抜本改革調査会」。税制改正PTでは消費税は扱わないことになっており、税と社会保障の抜本改革調査会において、負担と給付のあり方について議論をすることとなっています。
負担の議論をする前に、給付水準が適正かどうかをハッキリさせなければなりません。給付水準が高いのか低いのか、ちょうどいいのか、まずは明らかにすること。その上で、給付と負担の関係を明確化すること。
さらには負担には、大きく分けて、税と社会保険料の二通りがある。社会保険制度は、旧来の雇用形態等を前提にしているので、時代に合わなくなってきている部分がたくさんある。保険料と税の役割分担も見直す必要がある。
課題は余りに多い。しかし活力ある経済の基盤は安心できる社会保障制度。年末前にとりまとめを行うとのことで、また忙しくなりそうです。
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