フランクフルト、アテネ、ブリュッセル、パリと、2日に1回移動するような強行軍の日程でしたが、ひじょうにいろいろなことが分かりました。
ギリシャ財政危機の発端は、昨年の政権交代によって、前政権の財政の粉飾決算が明らかになったことです。対GDP比で当初予測値の三倍以上にもなる12.6パーセントの赤字が明らかとなりました。そして新政権は、財政健全化に向けての努力を開始しています。
それが上手く行くかどうかは、神ならぬ身の知る由も無しですが、旧来の既得権益と戦うことができるのは、やはり政権交代の醍醐味でしょう。
日本の民主党政権も、改めてタブーに挑戦していかなければならないと、痛感しました。
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