２１世紀の日本の飯のタネ

昨年の予算編成・税制改正を通してしみじみ感じたこと。景気が良くならないことには税収が増えないというごくごく当たり前のこと。

しかしマスコミや経済界が言う所の「経済成長戦略」とは違います。結局、マスコミや経済界の「経済成長戦略」とは、財政出動をしろ、税金をまけろ、円を安くしろ、金利を下げろ、といったオーソドックスでしかも、あまあまの政策のこと。そうではなくて、大切なことは「２１世紀の日本が何で食っていくか」ということです。

つまり日本の飯のタネを見つけることこそが本当の経済成長戦略のはず。目先のことは大切ですが、目先のことばっかり言っているから目先のことが良くならない。目先を良くしようと思うなら中長期の課題をこなす必要があるのです。