2005年の郵政解散では自公政権が衆議院で3分の2異常の議席を獲得。当時は「巨大与党」と言われたものでした。そして2009年の政権交代選挙では民主党単独で308議席を獲得。単独政党としては過去最高の獲得議席なのだそうですが、今の民主党に対しても「巨大与党」との声もある。
数が大きいと、「横暴」といったイメージがあるのは分かりますが、だからといって二つの政党の議席数が接近していないと二大政党政治ではないかというと、そうではないはず。2005年の郵政解散の時には、民主党は113議席にまで落ち込み、私も落選しましたが、それでも4年後は308議席を獲得して政権交代を実現。つまり二大政党政治となっているのです。
だから二大政党政治とは、議席数が接近していることではありません。ボロ負けした政党も「他日を期す」ことができるのだから、それは二大政党政治です。
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