内閣府が6日発表した2月の景気動向指数は、景気状況を示す一致指数が86.8と前月比2.7ポイント低下。低下は7カ月連続で、02年4月以来の低水準です。
問題は数カ月先の景気を示す先行指数も5カ月連続で下がっていること。政府は本年度の経済成長見通しを、実質で0パーセント成長としており、昨年度よりも景気がよくなるとしていたわけですが、どうもそのようになりそうもない。
補正予算案の作成指示が総理からありましたが、補正予算を提出するなら本来は経済成長見通しも変えなければならないはず。補正予算案提出は、あまりにも楽観的な見通しに基づく当初予算のさくていだったことを、政府が認めていることになるからです。
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