政府・自民党内の混乱状況は目に余る。道路特定財源の一般財源化はなし崩し。結局のところ、道路を中心とする公共事業にしか使わないことになりそう。さらには来年度予算のシーリングを取っ払えという意見まで出始めました。昨日、自民党の総務会長は記者会見で「麻生政権を支持する代わりにシーリングを・・・」と言ってましたが、ここまでコケにされた総理は初めてでしょう。この調子では、基礎年金の国庫負担率の引き上げなどできそうにありません。公然と総理批判をする勢力まで登場する始末。
党内をまとめきれない総理が、150日間の通常国会を乗り切れるわけがありません。その前に自民党から引きずりおろされる可能性だってある。総理が変わればその瞬間に解散でしょう。総理が反麻生勢力に対抗するため、解散する可能性だってある。
総理の敵は民主党ではない。自民党の中にいるのです。「平成のバカヤロー解散」が現実味をおびてきました。
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