総理は賃上げ要請よりもやるべきことがある。

総理が経済界首脳を集め、賃上げと雇用の維持を要請。それはそれで結構なことですが、総理が賃上げを要請するなら、その前に毎年毎年続いている年金保険料の引き上げを即刻中止するべきです。

せっかく賃上げできても、年金保険料が上がることで帳消しになっては意味がない。ぜひ保険料の引き上げをストップしていただきたい。さらには、総理が要請しても賃上げが実現しないなら、バブル期よりも経常利益の出た企業もあるのだから、大企業を中心に課税を強化して、困っている人に手厚い政策を打つ。「財政による所得再分配」という手もある。

カッコづけだけではなくて、きちんとやって欲しいものです。