中塚一宏の「いっこうで行こう！」

事故米・汚染米

今日は隣の市の元市長さんと懇談。私が尊敬している方です。
その元市長さんは事故米・汚染米問題について「事故米・汚染米をコメの加工会社に売ったのが間違い。食用にできないんだから、産業廃棄物処理会社とか糊にするなら糊のメーカーに売るべき」とのご意見でした。その通りです。
結局、農林水産省としては、保管のテマやコストなどを考えると、事故米・汚染米を買い上げてくれる業者はありがたい存在だったのでしょう。業者重視、消費者軽視の日本の行政。根本的な転換が必要です。

lipstick on a pig（豚に口紅）

口紅を塗ったって豚は豚・・・
アメリカ大統領選挙を始め、海外の選挙はネガティブキャンペーンが激しいなと思いますが、ニューヨークタイムズは自民党の総裁選挙を「lipstick on a pig」と酷評。これが世界標準ということなのでしょう。
ただし、最後は日本の主権者たる日本の国民が決めること。頑張ります。

寒川町一斉街頭演説

本日はあいにくの天気でしたが、選挙区の寒川町での一斉街頭演説を行いました。
朝の６時から後援会役員の皆さんも総出でお手伝いいただき政策パンフレットを６０００枚配布することができました。
私はひたすら街頭演説。正確に数は数えていませんが、１００回近くは演説したのではないかと思います。変化への胎動を感じることのできた一日でした。今日配布しきれなかった箇所は後援会の役員さんが改めてお配りを頂けるとのことで、ありがたいことです。「草の根」運動を実践することができました。
ご参加いただいた役員さん、議員各位、労働組合の皆さんに心より御礼申し上げます。頑張ります。

金融危機、かつてアメリカは日本のお手本だった。

アメリカの連邦準備制度理事会は大手生命保険グループＡＩＧに対して救済融資を決定。リーマンブラザーズは破綻させるけれどもＡＩＧは救済するというひじょうに恣意的な対応なので、しばらく金融不安は収まることはないでしょう。
どちらかと言えばリーマンブラザーズの方が投資銀行的な性格を持っていたにもかかわらず救済せずに、生命保険会社を救済するというのは、あまりリーズナブルではありません。破綻の影響の大きさで選択したのならば、これから大規模事業会社も救済せねばならなくなる。マーケットの疑心暗鬼は続くでしょう。
今から１０年ほど前の日本の金融危機の際には、アメリカの事例をよく参考にしたものです。かつての日本のお手本のアメリカが支離滅裂になっているのを見るにつけ、今回のサブプライムローン問題の深刻さがわかります。

サブプライムローン問題の得体の知れなさ

リーマンブラザーズ破綻を受けて東京証券市場は急落。リーマンの負債総額が６４兆円と聞いてビックリ。日本の一般会計予算が約８０兆円なのですからその巨額ぶりがわかろうというものです。
本来、証券会社は金融システムとは無関係、決済機能を担っていないからですが、それでも負債総額６４兆円という大規模倒産は金融システムに与える影響がかなり大きい。決済機能を担っていない証券会社や生命保険会社の破綻に公的資金を投入しないというアメリカ政府の態度はある意味当たり前といえますが、しかし市場の同様をくい止めるための施策・メッセージが無い。
日本もかつて同じような状況にありました。助言できることは多いと思います。

リーマン破綻の波紋

アメリカ証券大手のリーマンブラザーズが経営破たん。リーマンブラザーズと言えば歴史と伝統のある会社ですが、まるで今から１０年前の日本を見るようです。

先日「もっと実体経済の議論を」と書いたばかりですが、リーマンも保有資産の劣化特に不動産関連資産の劣化が懸念され、株価低迷の原因になったようです。

やはりアメリカ経済の実体部分がかなり悪化してることが原因だと思う。金融は実体経済を映す鏡です。実体経済の悪化が金融経済に悪影響を及ぼし、金融機関の破綻が実体経済に悪影響を与えるという負の連鎖。今日は日本は祭日だし、アメリカの市場もまだこれから開くわけですが、注意をもって見守ってゆきたいと思います。

「政権交代こそが」

日曜日の政治討論番組は、自民党総裁選挙に電波ジャック（私は見てないけど）。

「財政規律派」と言われる人が勝ったら増税。

「上げ潮派」は小泉改革継承なので、今と同じように生活実感のない政治が続くだけ。

麻生氏が勝てば、古い自民党に戻るだけ。

いずれにしても霞ヶ関の官僚のおもうつぼ。政権交代こそが本当の構造改革であり、政権交代こそが本当の政治改革です。

もっと実体経済の議論を

サブプライムローン問題に端を発してアメリカをはじめ世界経済が不安定化しているわけですが、さてそのサブプライムローン問題の本質とは何かと言えば、やっぱり実体経済の悪化だと思う。借り入れした住宅ローンが返せないことが、サブプライムローン問題の原点なのですから。
だから実体経済をもっと議論するべきなのですが、あまり話題にもなりません。日本においてもです。金融政策だけでデフレを克服できるはずも無いわけで、ここらで実体経済すなわち「国民の生活が第一」という視点が大切になっている、そう感じます。

第一次公認候補となりました。

今日の夜の１２時、１３日の午前零時は、地元片瀬龍口寺の龍の口法難会。どんな災難も免れるという「ぼたもち」がまかれます。毎年恒例でお招きを頂いており、参拝して「ぼたもち」を頂いて参ります。
さて本日、民主党が次期衆議院総選挙の第一次公認を発表。おかげさまで、私も「内定」がとれ公認候補となりました。なにがなんでも小選挙区で勝ち上がるべく、粉骨砕身の努力を致して参ります。
しかし選挙に油断は禁物。自民党の総裁選挙は単なる内輪もめですが、郵政解散だって自民党の内輪もめが総選挙になりました。気を引き締めて選挙戦に臨んで参ります。

この３年間

今日は９月の１１日。アメリカで同時多発テロが起こった日ですが、今日事務所にお越しいただいているボランティアグループの長老から「３年経ちましたね」と言われ、そうだったな、と色々な想いがよぎりました。皆さんのお支えで３年間政治活動を続けさせて頂いたことに心から感謝です。
しかしこの３年間は国民生活が破壊され続けた３年間。収入は増えない税金は上がり物価も上がる、本当にひどい。いま定額減税が言われていますが、去年・一昨年と２年間で定率減税を廃止したことはほっかむりして今また減税を言い出す。やはり過去の政策の総括が必要なのではないでしょうか？