自民党は与党として法案の中身も良く理解しないまま、法案を通すことだけに全力を挙げる。成立した法律の評判が悪くても、政府を悪者にしておけば事足りる。対する野党は、賛成しようが反対しようがどっちみち法律自体は成立するから、あまり真剣に考えることなく審議する。場合によっては審議中にごねることで、与党からおこぼれをもらう。
要するに、与野党とも「何となく」やっていた政治に、反対なら反対、賛成なら賛成の理由が必要になったのです。日本銀行総裁人事はその最たるものだと思います。
いずれにしても今は過渡期。何でも反対と言われる野党に対して、何でも賛成の与党ではいけなくなったということです。
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