最近、OECD(経済協力開発機構)より理科・科学に関する調査結果が相次いで発表されました。
まず国際学習到達度調査(PISA)では、日本は、前回調査(03年)で2位だった「科学的応用力」分野で6位に後退したことが判明。また理科学習に関するアンケートで、日本は関心・意欲を示す指標などが最下位になるなど、理科学習に極めて消極的な高校生が増えていることが分かります。
大学時代の恩師とも話しますが、理科系の学力低下はほんとうに嘆かわしいものがあるらしい。日本の核武装についても、良いか悪いかは別の問題ですが、今の学生の学力からすると、とてもではないけれどムリとのことでした。
学力低下の原因はいろいろですが、やはり日本では技術者・科学者の待遇が良くないということがあると思う。政府・民間ともに目先のことばかりではなく、長い視野に立って物事を見て欲しいものです。
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