年を越しての国会は久しぶりのことで、細川内閣の時以来なんだそうです。
臨時国会の会期が終われば、すぐに通常国会が始まるわけで、いわゆる通年国会になります。日本の国会が会期制をとっているのは、多数派(与党)の数の横暴に歯止めをかけるため。なんでも多数決で決める日本の国会で、通年国会にしたら、すべて与党の決めたとおりになってしまう。だから会期制をとって、会期切れになったら一回仕切りなおしをしようというのが、会期制の趣旨なわけです。
与野党逆転の参議院で、与党の数の力による横暴に一定の歯止めをかけることができたわけで、そういう意味では、越年国会はある意味当然のことかもしれません。
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