中塚一宏の「いっこうで行こう！」

どうぞよいお年を

今年も多くの皆さんにお世話になりました。浪人暮らしも３年目。選挙から２年半経てばいつ選挙があってもおかしくないのが、永田町の言い伝え。来年は勝負の年になりそうです。
本年のご厚誼に心より感謝申し上げますとともに、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
どうぞよいお年を。

２００７年を振り返って

参議院選挙の結果、与野党逆転の参議院が実現。選挙に負けても辞めなかった総理がねじれ国会目前で辞職。ところが連立構想をめぐって小沢民主党代表も辞意表明。ほんとうにびっくりしました。
ねじれ国会のインパクトがそれ程高いということですが、それでもいままで官僚のつくった法律が右から左にところてんのように成立していた国会と比べれば、わかりやすい国会になったのではないかと思います。現職でないのが本当に残念です。
ことしやらなかったのは自分の選挙だけ。来年また頑張ります。

２００７年を振り返って

今年はほんとうに選挙の多い年でした。
県知事選挙、県議会議員選挙、市議会議員選挙、そして参議院選挙。私の選挙区、寒川町では町長選挙も行われました。
県知事は元民主党衆議院議員の現職が二期目に挑戦、そして圧勝。県議会議員選挙は藤沢選挙区定数５のところ、２議席を獲得。市議会議員選挙も、公認、推薦、民主党系無所属をあわせて定数３６名のうち１０名近くが当選できました。
各級議員選挙は、党組織を強化してゆく上で欠かせない選挙。そのかいあって、参議院選挙では神奈川県選挙区定数３のところ２議席を獲得。全県では１位３位でしたが、藤沢市では１位２位にすることができました。
多くの皆さんのご支援に心より感謝申し上げます。

薬害肝炎問題

与党と原告側が、被害者救済法案で合意したとのこと。結果においてはたいへんよろこばしいことです。
「結果においては」というのは、法案には国の責任が明記されるということですが、本来なら議員提案による法律ではなくて、政府提案でやるべきではないかということ。国は自らは自らの責任を認めないということで、不満が残ります。
もう一つは、「被害者救済」という法案の名前であるということ。国は責任を認めた上で、「救済」ではなく「補償」するべき事柄だと思うからです。

酒

またまた同じ話題で恐縮ですが、忘年会シーズン。年内いっぱい毎日複数件ずつ忘年会です。お呼びがかかればどこへでも参上いたします。
さて、ジャパニーズ宴会の基本はまずビール。その後何を飲むかですが、４０歳過ぎた私は、最近とみに日本酒が良くなってしまいました。２０代の頃はなんといってもウイスキー。ストレートで飲んでました。私はジャックダニエルが好きです。
３０代は水割り人生。焼酎とか、水割りを飲んでたのですが、４０代超えると日本酒がよくなりました。日本酒は次の日にも残らないし。
今日は片瀬江ノ島の後援会長と飲みましたが、後援会長は血糖値を気にして焼酎のウーロン茶割り。歳とともにお酒も変わってゆくわけです。私もそうなんだろうな。
いずれにしてもほどほどに。

越年国会

年を越しての国会は久しぶりのことで、細川内閣の時以来なんだそうです。

臨時国会の会期が終われば、すぐに通常国会が始まるわけで、いわゆる通年国会になります。日本の国会が会期制をとっているのは、多数派（与党）の数の横暴に歯止めをかけるため。なんでも多数決で決める日本の国会で、通年国会にしたら、すべて与党の決めたとおりになってしまう。だから会期制をとって、会期切れになったら一回仕切りなおしをしようというのが、会期制の趣旨なわけです。

与野党逆転の参議院で、与党の数の力による横暴に一定の歯止めをかけることができたわけで、そういう意味では、越年国会はある意味当然のことかもしれません。

ＵＦＯ

防衛大臣がＵＦＯの話をマジでしているのを見ると、アホかと思う。いかにもうれしそうだからだ。
息子の大好きな「トランスフォーマー」の実写版ＤＶＤを買って見ました。アメリカ軍はロボット生命体と闘っていましたが、イラクやアフガンでたいへんなのに、宇宙から敵が来てもアメリカは引き受ける。これもたいへんです。
宇宙人と闘うことなんか、だれも日本人に期待していないって。年末の忙しい時にＵＦＯ談義で盛り上がる日本の政治。
精神科医のユングは、現実逃避の産物としてＵＦＯを論じましたが、日本の大臣、政治家も現実から目を背けたいんでしょうね。

埋蔵金

特別会計には、剰余金や積立金を持っているものがある。その剰余金・積立金を指して、自民党幹部は「埋蔵金」としていますが、はっきり言ってとても不見識な発言だと思います。

「埋蔵金」などというと、「徳川埋蔵金」のように、なにか「誰かのおカネ」といったイメージがある。しかし国の剰余金や積立金はれっきとした国民の財産であり、もともと国民がはらった税金や保険料、公共料金なのです。

降ってわいたおカネのようなイメージを植え付け、好きに使う魂胆かもしれないけれど、許してはいけません。掴みガネのようなものではなく、みなの財産なのですから。

ホンネの話

今日は今年最後のタウンミーティング。
ねじれ国会と政局の話をしたのですが、小沢一郎に対して女性からは辛辣な意見が。でも、テレビや新聞の風評にもとづくものなので、お話をすると分かってもらえます。
タウンミーティングのあと、久しぶりに懇親会。いっぱいやりながらの政局政治談義ですが、やはり酒を飲んでの上での話はホンネの話。いろいろ参考になる意見が頂けました。
帰りがけに今日初めてお目にかかった方のお宅に上がり込んで一杯。申し訳ない限りですが。ふれあいの機会を頂いたことに感謝です。久しぶりに、ただの人、ただの酔っぱらいになってしまいましたが、ありがたいことです。大切にしたいと思います。

佐世保猟銃乱射事件

日本は銃規制が厳しい国だと思っていたのに、このような事件が起こって本当に残念です。
警察は、銃の所持許可は適切に行われていたとしていますが、こういうコメントを聞くと、本当にこの国は官僚任せの政治だと思う。多くの皆さんも、「やっぱり」と思われたことでしょう。
許可が適切なのに、なんでこんな痛ましい事件が起こるのか。人命が失われても、許可が適切だったというのは、官僚の理屈。薬害肝炎訴訟とまったく同じです。官僚政治では結果責任を取れない。警察行政であっても、政治の責任はあるはずで、政治責任イコール　リーダーシップを果たすべき時が来ています。