10月30日の第一回めの党首会談の際には、福田総理は、解散、大連立については話をしないようにと幹部から釘を刺されていたはず。ところがいきなり福田総理から大連立の提案。わけ分かりませんが、福田総理はよっぽど追いつめられているのでしょう。10月31日のブログに書いた通りです。
小沢一郎氏は、世間の評判とは違って、とても真面目で情にもろい人。総理大臣から頼む頼むと言われれば、ムゲにはできないだろうと思います。あるいは、何が何でもテロ特措法を再成立させなければならない理由くらいは福田総理から聞いたかもしれません。
いずれにしても困っているのは自民党であり、福田総理です。民主党は連立しなくても困ることはありません。いってみれば福田総理は「禁じ手」を使ったわけで、後は新テロ特措法の成立へ向けて会期延長して一瀉千里に走り出すことでしょうが、結果がどうあれ、ただではすまないように思います。衆議院で再可決後、福田総理辞任か。あるいは問責決議を受けて解散総選挙か。予断を許しません。
コメント