遠藤前農水大臣が辞任をする際、「農林行政の構造問題」と指摘しましたが、後任の若林農水相についても、自分の後援政治団体の長が補助金を受けている団体の長を兼任しており、なおかつその代表が別団体に個人献金をしていたと報道されています。
法律には触れないということですが、やはり私は「農林行政の構造問題」だと思う。そもそもその後援団体の長なる人物自身が、農水省の官僚だった人なのです。要するに農水省のOBが、農水省の外郭団体に天下っていて、その天下りOBが農水大臣の後援会長をつとめているという、その事実こそが問題だからです。なぜマスコミもこのことを報じないのか。献金額が2万円だとか3万円だとかは瑣末な問題で、政官業の癒着こそがもっと取り上げられねばならないはず。それこそが「構造問題」です。
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