アメリカのアフガニスタン戦争は、れっきとしたアメリカの自衛権行使。本土を攻撃されたアメリカの自衛のための戦争です。国連も各国に自衛権があることを認めていて、アメリカの自衛権行使を容認しています。ただし国際社会の総意としての行動ではありません。
それに協力するのは、集団的自衛権の行使。政府自らが禁じている行為です。「武力行使と一体化していない」と政府は主張しますが、国際常識で考えて補給は戦闘行為。政府の自己矛盾です。
もちろん各国は各々の考えがあって参加しているのだから、そのことを批判するつもりはありません。ただ政府、自民・公明の考え方ならば、アメリカの要請があれば、アメリカの戦争のために世界中どこでも自衛隊が派遣できることになる。これが果たして本当に日本の国益につながるのか、私には疑問です。原理・原則無しに、なし崩し・なあなあ・何でもありで実力組織である自衛隊を動かしていいのか、政治家も国民も考えねばならないのではないでしょうか。
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