元公安調査庁長官の緒方容疑者が、詐欺罪で逮捕されました。被害者は朝鮮総連ということになります。本来、朝鮮総連が、整理回収機構からの資産差し押さえを回避するために、中央本部を売却しようとしていたはずですが、お金を受け取るはずので朝鮮総連が、仲介役の元不動産会社社長の満井忠男容疑者に4億8400万円を支払っているなど、まったくもって訳が分かりませんが。どうもみんなグルのような気がします。
この仲介役の元不動産会社社長の満井忠男容疑者、なにか引っかかりがあって、聞いたことのある名前だな、と思ってましたが、思い出しました。私が議員秘書をしていた時、14年程前ですが、会ったことがあります。当時法務委員会で借地借家法改正案を審議していた時、全国借地借家協会の理事長をしていたのが、満井容疑者でした。ひょっとしたら、緒方容疑者との関係はこの頃始まっているのかもしれません。その後は住専問題で、大口融資先として名前が出たり、強制執行妨害や架空取引で逮捕されたりしていました。かつては自民党議員の秘書もしていたはずです。
公安調査庁長官だった緒方容疑者(検事でもある)が、満井容疑者の素性を知らなかったはずはなく、罪は万死に値します。同時に、どうも政治との関係があるような気がしてなりません。要注意です。
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