国会では強行採決の連打です。最近は新聞もテレビも、「強行採決」と言わなくなりましたが、これだけ連日強行採決すれば、やはり活字になる。
なにをもって強行採決というかは確かに難しいのですが、自民・公明の与党は圧倒的な数を持っているのですから、別に強行しなくても、最終的に多数決で物事を決めることができるはず。それにしても5000万件分の年金記録が宙に浮いているというのに、たった4時間の審議しかしないというのでは、拙速の謗りは免れないでしょう。
「迅速な対応」と「強行採決」は違うはずです。与党の数は国民が選挙を通じて与えたものですから、「数の暴挙」だとは私は言いませんが、それにしても審議を尽くさないのなら、国会の存在意義さえ問われかねない、そう思います。
コメント