落選してしみじみ思うことは、市民と政治の接点が、テレビや新聞等のメディアしかないこと。マスコミは、野党の記事よりは与党または政府の言い分を大きく報道するので、「民主党ってよくわからない」と言われることがしばしばですし、「マスコミの使い方が下手だ」とのご指摘もいただきますが、宜なるかなと思います。特に、政府に関連する情報も、政府が発信したものをそのまま報道することが多いようで、政府や与党に都合の悪い話は出てこないのが一般的です。
官僚は、時によっては与党の議員にさえ、正しい情報を公開しようとしません。もちろん与党議員に情報を引き出す能力が足りない面もありますが、いずれにしても、正しい情報がなければ国会にしても対応のしようがないし、その国会議員を選ぶ市民にしても選びようがありません。その意味で、高度情報化社会と言われる昨今ですから、制度改正の上、もっと活用しなければなりません。
情報公開はすべての原点。後は市民にご判断をいただくのが民主政治の根本です。
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