地方分権が進まない理由は色々あります。霞ヶ関の官僚が権限を手放したくない、そしてその権限で票とカネをとっている族議員も権限を手放したくない。これが最たるものです。
同時に中央官庁が地方自治体をバカにしているから。「地方分権といっても、自治体には任せられない」と霞ヶ関の官僚が考えているからこそ、地方分権が進まない。
だから地方の自立には、権限と財源が必要なのはもちろんですが、なによりも大切なのは人材、ヒトです。本格的な分権時代になれば、隣の街との競争もしなければなりません。政治は今、変わらなければなりません。それは自治体の政治も同様。国政以上に変化が求められます。
コメント