北朝鮮問題をめぐる6カ国協議が合意にいたりました。
アメリカとしては、イラク情勢が混沌としていることに加えて、イランの核保有の問題もあり、これ以上北朝鮮問題に時間と労力をさけないといった現実的な判断がはたらいたのだろうと思います。
日本は拉致問題が解決するまで、エネルギー支援の枠組みには入らないということですが、一方でアメリカは北朝鮮に対する金融制裁についても、30日以内に解決するとしており、北朝鮮を締め付ける環のタガは、確実に緩むことになりそうです。
安倍総理は日本が孤立している訳ではないとしていますが、他の国々がエネルギー支援を開始する際に、日本が拉致問題を根本的に解決してエネルギー支援の枠組みに入るのか、日本だけが独自路線を歩むことになるのか、しばらくは予断を許さない状況が続きます。
私が懸念するのは日米関係。日米同盟といいながら、しっかり連携できているのか、少々疑問です。日米の信頼関係の再構築が急務であるように感じます。
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