履修漏れ問題に関連して、過去履修漏れについて、文部科学省において事実を把握していたのに、対応をしていなかったとの報道がありました。
履修漏れについて、校長先生の自殺などもありたいへんに後味の悪い思いがいたしますが、いったい最終的に誰の責任なのか。学校なのか、教育員会なのか、教育長なのか、はたまた文部科学省なのか。教育について最終的に責任を負う人・セクションが極めてい曖昧になってしまっています。
おそらくPTAも含めて、今回の履修漏れについては、暗黙の事実として行われていたに違いないと思います。皆が知っているということが、なによりも問題です。
「皆で渡れば怖くない」というのが、日本人のメンタリティ。責任の所在が曖昧なのも、いつもの事。法制度だけではなくて、実体的に派遣や出向という形で、文部科学省が把握しているにもかかわらずです。とにかく、責任の最終的な所在を明らかにする事。憲法に規定された義務教育なのだから、国が最終的に責任を負うべきと私は思います。
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