国会で多数決で物事を決めてゆく以上、多数派にならない限り思いの通りの政治はできません。万年与党・万年野党の55年体制下では、ウラ取引によって与党からおこぼれを頂戴して、カッコだけつけることもできたのですが、二大政党政治下ではそういうわけにはいきません。
国会では、つねに真っ正面から勝負を挑んで負ける事になる。欠席するか、出席して抗議するかということは、あまり問題ではなくて、限られた審議時間の中で、いかに法案の問題点を明らかにするか、与党の矛盾点を突くか、それが国会における役割です。
加えて多数派になろうとする努力が必要になる。それは選挙運動、日常活動です。教育の問題にしても、それが暮らしや仕事とどのように関わるのかを、きっちりと説明してゆく事。国民の関心事に対してキチンと応えられるようにしてゆくこと。なによりもそれが野党の役割だと思います。
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