民主党代表選挙２

民主党は、「バラバラ」批判を恐れるあまり、議論を控える傾向があるからです。

私自身は小沢一郎氏を支持しているし、小沢一郎氏でなければ民主党は政権交代という目的を達成でき得ないだろうと考えています。

ただ、「小沢一郎代表なのだから大丈夫だろう」という考えでは、勝てる闘いも勝てなくなってしまうのではないか、そう思うのです。おそらく自民党は必死になって民主党に対してあの手この手をつかって揺さぶりをかけてくることと思います。党内に手を突っ込んでくることだって十分に考えられる。その時に一致結束して対処しなければならないわけで、本当に皆が選挙を勝ち上がる、国会においてもしっかりと闘う体制を構築しておかねばなりません。

与党は権力が接着剤となって多少揉めても最後はまとまるわけですが、野党の場合、まとまるためにどうすればよいのか。お互いの議論を深めていく必要があると思うのです。

もちろんその議論は遠心力のための議論ではなくて、まとまるためにどうすればよいのかという議論でなくてはならないことは言うまでもありません。