国際情勢は相互に連関しあいます。イランの核開発問題に対する対応が検討されている時に北朝鮮がミサイルを発射する。北朝鮮がミサイルを発射し国際問題となるに相前後してイスラエルとレバノンが紛争を起こす。
レバノンのイスラム教シーア派「ヒズボラ」によるイスラエル兵拉致の報復ということで、イスラエル軍が出動。「ヒズボラ」への武器供給を絶つためとして、イスラエルは、ベイルート空港を空爆し、港湾を艦艇により封鎖したとのこと。
我が国が北朝鮮に対して求めている経済制裁にしても、突き詰めてみれば中身は同じ。これが現実です。
果たして中東訪問中の小泉総理はそのことを分かっているのかどうか。アメリカはイスラエルの行動を自衛の範囲内としています。たまたまこの時期に中東訪問が決まっていたにせよ、日本としての意見は本当にあるのかどうか。軍事侵攻を行っている国に「平和の回廊構想」もあったもんじゃないと感じるのは、私だけでしょうか?
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