橋本元首相は、経世会(旧竹下派)のホープといわれた人。海部内閣で大蔵大臣を務め、幹事長であった小沢一郎氏と比較して、マスコミは「一龍戦争」とはやし立てたものでした。
また自民党が細川内閣後与党に復帰して初めての総理大臣であり、時あたかも小沢一郎氏が新進党の党首に就任した直後であり、国会においても「一龍対決」が実現したことを思い出します。
当時、私は新進党の事務局におりました。住専処理や普天間基地返還問題、消費税の引き上げと特別減税の打ち切り、9兆円国民負担増による急激な景気悪化とそれに伴う金融危機。拓銀、山一が破綻したものこのころです。
当時私がつくった資料や原稿にも、橋本総理がたびたび登場します。立場は違っても、私の30代前半は橋本元総理と一緒にあったように思います。
ご冥福をお祈りもうし上げます。
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