自衛隊イラクから撤収その３

民主党の小沢代表が、イラクからの陸自撤退に関する党首会談に応じなかったことが報道されましたが、私は「さもありなん」と思いました。

そもそも開戦するときも「その場の雰囲気で決める」と述べた小泉総理ですが、事の重大さが分かっていないのではないか、そう感じます。

多数を占める与党の代表であり、行政の最高責任者なのですから、自分で下した判断の後始末、新たな判断は、自らの責任において行うべきであって、党首会談を行うという事自体が、何の趣旨をもって行われるのか、理解不能です。

野党に説明するというなら、なぜ国会の会期中に国会において自らの説明責任を果たそうとしないのか。アリバイづくりのためだけに行われる党首会談になど参加しても意味は無い、と小沢代表は考えたのだと思います。

与党は与党の責任において、政権を運営すれば良い。人の意見を聞きもしないくせに、自らが不利な立場に立つと、「野党の意見も聞いて」などというのは不誠実極まりない、そう感じます。