政府は、北朝鮮のミサイル実験場周辺で、ミサイル運搬用トレーラーの移動など、テポドン2の発射準備の兆候が見られることを明らかにしました。
万が一、テポドンミサイルの発射とでもなれば、日朝平壌宣言に反することはもちろん、6カ国協議の共同声明にも反することは明白です。
そもそも共同宣言というのは努力目標ではなく、遵守しなければならないもののはず。その共同宣言を反古にするなら、なんらかの実効的な措置がともなわなければなりません。
拉致の問題にしても、小泉総理は選挙のたびごとに訪朝をして話題づくりはしてきたものの、根本的な解決にはほど遠いといわざるを得ません。外交とは国の威信をかけて行うもののはず。毅然たる態度を示す必要があります。
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