11月12日、一般社団法人「自然エネルギー推進会議」細川護煕代表理事、小泉純一郎発起人代表とともに、九州電力八丁原地熱発電所(大分県)を視察してまいりました。
八丁原地熱発電所は我が国最大の地熱発電所。5万5千キロワットの発電機が2基、合計11万キロワットです。地下の蒸気井は最深3000メートル、標高が1100メートルなので、2キロ近く深くから蒸気を汲み出してることになります。
発電所自体は燃料を必要としていないので、運転員はいないとのこと。2キロ離れた大岳発電所から遠隔操作をしているとのことでした。
当日は定期点検のため、タービン・発電機は止まっていましたが、そのかわりに蒸気井から吹き上がる蒸気を見ることができ、自然エネルギーの躍動感、可能性を感じることができました。加えて、地熱発電ほど高温ではない熱を利用したバイナリ発電機も拝見。先週別府で拝見したものよりも大規模ですが、既存の施設
を利用しているので、建設コストはとても安い。これもまだまだ可能性を感じます。
お世話になった九州電力の皆さんに心から感謝申し上げます。
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