安倍政権が消費税引き上げの判断をするかどうか、これも神ならぬ身の知る由も無し、だけれど、期待先行でここまで来たアベノミクスに対して、疑問が生じ始めているのは事実。
金融緩和自体は否定しないし、株価が上がって景況感が良くなったのも結構なことと思う。しかしながら、景況感が良くなっている間に、日本経済の体質改善、例えば産業の更なるソフト化や金融立国・投資大国への様々な制度改正を行わねばならないはず。大切なのは21世紀の日本のメシのタネは何か、ということ。
ここで更なる追加緩和や公共投資の追加が行われるとしたら、もちろんそのこと自体は否定しないけれど、本来やるべき日本経済の体質改善が、またまた後回しになってしまうのではないか、それだけが心配。
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