金融担当副大臣・大臣の頃は、ヨーロッパの財政問題が金融問題に派生して、マーケットが大荒れでした。
その時、奇妙な現象が。
発表されるインデックス(経済統計の数字)は明らかに悪化しているのに、なぜか相場は上昇しています。その理由は、インデックスが悪いことによって、政策に対する期待が高まるから、というもの。金融緩和とか、公共事業の追加とか、です(もちろん後付けの理由かも知れませんが)。
政府与党は株価を意識するもの。私もそうでしたし、現政権も。しかしあまりに口先介入が多いのはいかがなものか。NISAにせよGPIFにせよ、私も推進してきた立場ではありますが、マーケットがゲンキンなものであることは忘れてはいけないと思います。
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