2014年上半期の経常収支が5075億円の赤字を記録し、比較可能な1985年以降で初めてとのこと。
日本の産業構造は変わっていて、もはや貿易立国ではないことは度々申し上げている通り。円安になっても輸出が伸びないのはそのためで、無理に兵器や原発を輸出しようなどという考え方は間違っていると思います。
今行うべきは、競争力のある、国内に残っている産業を、さらに生産性を高めること。次にさらに積極的に海外投資を行うこと。もちろん国内の新しいリーディングインダストリー創出のための投資も必要です。そして海外から投資を呼び込むことなどです。そしてそのために、規制緩和を始めとした改革を断行してゆかねばなりません。
金融緩和政策のことをイージーマネーポリシーと言います。金融緩和自体は否定しませんが、もっと大切なのは、これからの日本のメシのタネをどうするのかということのはず。イージーな政策ではないはずです。
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