最後に、静岡県長泉町に。ここでは市街地の中にある農業用水路を使った小水力発電を6基予定しているとのこと。水利権者のお話もうかがうことができました。市街化が進み農業用水としてはほとんど使われなくなっている水路を小水力発電に活用することによって、農業者にとっても地域の住民にとってもプラスの効果が期待できること、例えば災害時は地域の皆さんに電力を優先供給することによって地域貢献もできるとのことでした。
視察を終えた後、一般社団法人 自然エネルギー利用推進協議会の藤田忠代表理事と懇談。小水力発電を行うためには水利権の調整や地元の同意などが必要であり、行政の手助けがあれば一層普及促進に拍車がかかるのではないかと痛感。常に地域とともに歩むことを念頭に置いておられる一般社団法人 自然エネルギー利用推進協議会や関係者の皆さんに心より敬意を表します。
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