ちょっと前ですが、日経新聞に「国債は安全資産か」というタイトルの記事が載りました。
国際金融規制の中で、自国政府の発行する国債を保有する金融機関に自己資本充実を求めるという案が浮上しているとのこと。
さてこうなってくると訳が分からない。国債は安全資産であると同時に、当該国の発行する債券であり、その当該国が銀行に対して免許を発している。国からすれば、審査をして免許を発した金融機関から、今度は査定をされるようなもの。
政治基盤があっての経済か。それとも経済が政治を選別することになるのか。
金融担当副大臣当時、ギリシャ国債がヘアカットされました。たいへんだった当時のことを思いながら、ちょっと考えさせられる話。
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