次の訪問地はスペイン。スペインでも財政危機はいろいろな問題に波及していて、財政健全化と同時に経済活性化を行わねばならないという、ナローパスを歩むことになります。
この国の失業率は20パーセント。特に若年層の雇用問題が深刻なのだそうで、非正規雇用の増大も社会問題化していると聞きました。
私がお世話になっている労働界の大ベテランがおっしゃっていた言葉「雇用こそ最大の福祉」。これは経営側ももちろん労働側も異論のないところなのだそう。失業している人には給付をしなければなりませんが、働いている人は税金を納めてくれるわけで、政治からしても全く異論はありません。特に若年層の雇用問題は大切で、多くの国で社会不安の原因になっています。税金の使い道という意味でも、若い人のためにも税金を使うようにしてゆかなければなりません。
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