連日、朝に秘書官からマーケット・経済情勢を説明受けてますが、ここのところ欧州の金融機関のドル調達がたいへん困難を極めていると聞いていました。かつてのジャパンプレミアムとは比べ物にならないぐらい。
日米欧の主要6中央銀行がドル供給で協調。株価も上昇して結構なことと思うけれど、日本の株価は欧米ほど上がらない。
なぜかと言うと、欧米の金融機関の株価は、平均株価よりも下落幅の乖離が大きかった。日本の株価も下がってはいますが、金融機関の株価は、平均株価とそれ程乖離していない。
ドル資金供給で欧米の株価の上昇幅が大きいのは、それだけ金融機関株価が下落していたからで、発射台が低かったから。財政危機が金融危機となっていることが、今更ながらよく分かります。
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