来年の原子力新大綱策定のための原子力委員会が久しぶりに開会。担当副大臣として冒頭ご挨拶。
震災発災以降、日本を取り巻くエネルギー事情は変わった。かねてより日本の原発依存度は約30パーセントと聞かされてきたわけですが、現在、日本にある原子力炉54機の内、稼働しているのは11機のみ。原発依存度を低減させてゆく上で、原子力のリスクはもちろんのこと、発電コストの問題や国民の皆さんのライフスタイルなど、考えるべき課題は多い。
原子力大綱の他に、国のエネルギー政策を現すものとしては、エネルギー基本計画があり、これも来年改訂することになっています。
いずれにしても、将来の日本のエネルギーポートフォリオをどのようにするのか。それには時間軸の議論も必要。いくつかのシナリオを提示するような方向に持って行きたい。
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