本来なら、一番格好の良い花道は、内閣不信任案の否決だと思う。不信任案が否決された上で、国会審議を円滑に進めるために、国家・国民のため身を引くとなれば、これに勝る花道はないはずです。
重要法案という意味では、公債発行特例法案すなわち赤字国債を発行するための法律の成立も十二分に花道だと思う。年度がかわってもう三ヶ月経ちますが、まだ赤字国債を発行する法律は成立しておらず、このまままでは今年度予算の財源調達ができません。公債発行特例法案の成立が遅れることによって、マーケットに与える影響も大きく、ことによっては大事になるやもしれません。
もとをただせば、国政の停滞の原因は、昨年の参議院選挙の敗北にある。ねじれ国会によって物事が決まらない。ねじれ国会を解消することができれば、それが最大の花道だと思う。
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