与党側実務者の嘆き

「切った張った」という言葉がありますが、今日は朝から足したり引いたり。

震災後中断していた私が座長をつとめる外交安全保障調査会・経済外交資源エネルギー食糧安全保障分科会もそろそろ再開しないと。各分科会の座長同士で進捗情報を議論。

皆一様に言うのは、政府特に官邸の発言なり決定があまりに突然すぎること。思いつきかと思いたくなるような唐突さ。野党時代ならまだしも与党それも政権そのものであるポジションにいる人は、もう少し慎重に物事を運んでほしいというのが、与党側実務者の意見。

エネルギー関連についていえば、政府が昨年閣議決定した「エネルギー基本計画」の見直しについてもしかり。見直さざるを得ないことは分かりますが、ではどの部分を見直すのか、具体論の一例でもないことには、思いつきといわれても仕方がないと思います。